煤孫こけし の伝統

こけし型

「煤孫こけし」は祖父茂吉、父実太郎、私盛造と三代にわたって伝承されてまいりました。このこけしは、伝統こけし南部系(花巻系)に属し無彩色で頭がクラクラ動くのを特徴としております。

昔、乳児のおしゃぶりとして与えれていた、頭が小さく胴の下部がくびれたこけしをはじめ胴の上部がくびれたこけし等を造っております。また、牡丹の花を絵付けしたこけしもございます。これらのこけしは、この地方でキックラボッコキナキナボッコの方言で呼ばれております。

材料は、主にコサンバラ(モチノ木科アオハダ・白い木目の見えない木)を使用します。その他ケヤキ・エンジュ・タモ・サクラ・ヤマガ・クワ等を使います。木目の美しいケヤキなどを使用したこけしは、頭と胴を一本の木から作りますので木目がピッタリと合いますように造って居ります。

工房 木偶乃坊(でくのぼう)

煤孫こけし三代目 煤孫盛造
〒025-0014
岩手県花巻市高松26-35
電話 0198-31-2165
FAX 0198-31-3165
不定休
休日年末年始のお休み
12月30日〜1月4日
お盆のお休み 8月12日
営業時間 10:00〜17:00

各種記念にこけしをどうぞ。
結婚祝
出産祝
新築祝
快気祝